6月度月例会ご案内

拝啓 新緑が目にしみる季節となりました。
さて、次回6月の予定は前回流会になりました
酒蔵見学を再度計画いたしました。 下記日程で開催いたします。 

                                    敬具

  1. 日時 平成17年6月9日(木) 午前10時集合
  2. 集合場所 JR住吉駅改札口前
  3. 酒蔵見学先 白鶴、菊正宗、櫻正宗外

尚、少し歩きますので軽い靴を履いて参加 して下さい。  

平成17年5月14日


今回の例会は、平成7年神戸大震災で壊滅的になった各酒造メ−カ−が競う合うように修復後、記念館を併設開放していたので、酒蔵巡りをしては云う事になり実現した。

*住吉川

JR住吉駅に6名が集まった、何時になくあれだけ酒好きの久原氏が欠席、余程都合の悪い事があったのだろう。
カンカン照りのよい天気に、6月とは云え、真夏を思わす日差しに戸惑いながら、住吉駅を出発、住吉川の久原橋から河川敷にある遊歩道に降り、川を下り始めた。

久原橋は久原と云う名前だけになってしまったが、嘗ては、日立製作所の創業者、久原房之助の広大な屋敷のあった処で、当時、庭に電車が動いていたそうである、今は高級マンションが立ち並び、橋の名前でかろうじて跡を偲ばせているのである。

住吉川両岸にある河川敷の遊歩道は、神戸市が人口島造成時、土砂を運ぶダンプの通り道として設けたもので、人口島完成後、市民のジョギング等にと遊歩道として開放されたのである。

遊歩道は車が通らず、雑談をしながら、ぶらぶら歩くには好都合の処である。
国道2号線をくぐり、さらに下っていくと右手に六甲ライナ−の橋脚が並びその上を、時折、電車が行き合っていた。

 

住吉川の川水は清く、処々、魚の群れの遊泳が見られ、都心の中、のどかな光景を醸し出していた。
阪神電車陸橋、国道43号線、とくぐり、灘の酒処、灘五郷の地、御影郷に入った。

 

*御影郷・菊正宗酒造記念館

焼杉板を張った塀をめぐらした外観が目を引き、貫禄のある門を入ると、右手に酒米を搗いていた古い水車小屋が復元され動いていた。
中には、酒造資料500点以上収蔵、酒造展示室には江戸時代の酒造道具の展示
、昭和初期の酒蔵の風景写真等、昔の酒蔵の中に居る気分を味合われた。
丁度、観光バスで来ていた団体客と一緒になり、展示室で昔の酒造りの説明を詳しく聞いた。
利き酒コ−ナ−で、甘たるくとろりとした、しぼりたての原酒を戴き、土産品コ−ナ−を物色し記念館を出た。

* 御影郷・白鶴酒造資料館

大正初期に建造され、昭和44年まで1号蔵として使われていた建物を資料館として公開、当時の酒蔵の様子を今にも動き出しそうな原寸大の人を使い再現、展示はユニ−クで、昔の酒造りが分かり易く紹介されていた。

ここでも、利き酒コ−ナ−があり、同じようによく冷やした、しぼりたての原酒が出た。僅かなお酒であったが口当たりよく、気分もよくなって来たが,少しもう足りなく、昼食に美味しいお酒をと予約しておいた「櫻宴」に向った。

* 魚崎郷・櫻正宗記念館「櫻宴」

予約しておいたので、冷房のよく効いた頃合いの座敷に通された、よく歩いたせいか喉が乾き、まずビ−ルを注文、落ち付いた処で、日本酒によく合うメニュ−から懐石料理を、豊富に品揃えした蔵元の酒で酒蔵廻りの疲れを癒しつつお酒を楽しむ事が出来た。

月例会の連中の中には、久しぶりに顔を合わせた人も居り、JRの事故もあったりし、話しに弾み、それは楽しい昼食となった。

* 灘五郷資料より

記録によると、灘の酒造りは古く、室町時代に既に始まっていた、一般的には寛永年間(1624〜43)に伊丹の雑喉屋文右衛門が西宮に移り住んで始めたのが最初とされている。

江戸時代初期、水と交通の便に恵まれた池田・伊丹が江戸向けの酒造地域として繁栄、これに対し灘地域は、水車を使った精米や寒仕込み等独創的な技術を駆使し優良酒造りに励み、その名声を高めていった。

さらに大消費地である江戸への輸送にも灘を優位に立たせた。伊丹や池田の酒は馬の背に樽を積んで、港まで陸送、それに比べ、沿岸部に接していた灘地域は大量の酒を樽廻船で運ぶ事が出来たのである。
江戸へは20日ぐらいで到着、幕末には3000もの樽を一度に運べる船も現れ、灘の発展におおいに役立つだのである。

江戸時代に灘五郷といえば下灘郷(現在の神戸市兵庫区、中央区)、西郷(同市灘区)、御影郷(同市東灘区)、魚崎郷(東灘区の一部と芦屋市)、今津郷(西宮市)、を指していた。
その後、下灘郷が抜けて西宮郷が加わり、現在は西郷、御影郷、魚崎郷、今津郷、西宮郷(西宮市)、を灘五郷と呼んでいる。

* 六甲ライナ−

国道43号線を越え、阪神電車と六甲ライナ−が交叉する魚崎駅まで歩き、JR住吉駅まで六甲ライナ−で帰る事にし、プラットホ−ムに上がった、住吉駅までは一駅なので、反対の終点まで行き、折り返して住吉駅に行く事にした。

六甲大橋を渡り、高層アパ−トの建ち並ぶ六甲アイランドに、最近は高層アパ−トを新設する工事は見受けられなくなったが、終点の駅からは学校のグランドが見え、学校誘致が進んでいるようであった。

住吉川の西岸をマンションに沿って上り、建設時、車窓からマンションが覗かれると大騒ぎした場所を通りJR住吉駅に到着、来月の青春きっぷ旅行での再会を約し解散した。